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DAIGAKU 他谷のブログ
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DAIGAKUシェフの想うこと、思ったこと、伝えたいこと。楽しい食卓は素晴らしい。

by bar-a-vin
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le bis du severo 
フランス来るたびに「フランス人はほんまに肉を良く食べるよなぁ」といつも痛感します。ここの本店 severoさんはそんな肉好きフランス人の為にあるようなビストロ。フランスならではの旨い肉の醍醐味を味わわせてくれるそんなお店です。

その2号店にあたるle bis du severoさん。ひょんなことから本来なら定休日の日曜にお店を私達のために開放していただけることに。ならば本場のフランスの肉のレベルはどんなものかを自分たちで調理して確かめてみようということになりました。

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なかなかこんな機会はそうそうないもの。日本では輸入禁止のフランスのお肉をガツンと食べてみたい。そんでもって食べるならやはり最高のものを試してみたい~ということで事前にユーゴ・デノワイエという精肉店で用意して戴きました。聞けばここの肉屋はミシュラン星付きレストランのシェフご用達の精肉店とのこと。ランブロワジー、ガニエール、アルページュ、アストランスなどなど有名レストランは皆彼の店の商品を愛用し、なんとエリゼ宮(大統領官邸)も彼の得意先だそうです。

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手前がロゼール産の仔羊。ランブロワージーでもこのロゼール産の仔羊とメニューに書いてありましたが、やはりそこは三ツ星。同じ肉でも最上級の特別のものがいってるそうです。奥は仔牛のアントルコート。この色見てください。仔牛でも乳のみ仔牛に近いんでしょうね。

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ロニョン・ド・ヴォーこちらは腎臓です。焼肉的に言えばマメです。ありがちな臭みはほとんど感じないです。

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フォア・ド・ヴォーもさっと炙るぐらいで。ゴマ油と塩で食べてみたい。個人的にはあまり体によろしくないので少量だけいただきました。フランス人は痛風ならへんのかな??

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リムーザン産の牛肉アントルコートは1.5kgぐらいの塊で豪快に焼きました。
和牛とは違って脂の美味しさではなく、こちらの肉の美味さはあくまで赤身。年齢とともに刺しのはいった肉はちょこっとでいいなと思うようになってきたんですが、不思議とこの日は量食べても全然へっちゃら。旨い、旨いと言いながら気づけば一人で500gぐらい食べてしまったかも・・・

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食べに食べましたよ。焼き上がりの写真もほとんど撮り忘れるぐらい、フランスの肉を堪能致しました。日本人が好むチョコチョコ、色々食べたいというよりもどうやらこちらの人は肉を食べたいときにはドーンとひたすら肉を食べないと満足しないのでしょうね。

デザートの代わりに差し入れでいただいたマカロン。こちらは今パリで一番美味しいパンを作ると評判のプージョランの店舗を引き継いだセッコのもの。ごちそうさまでした。
by bar-a-vin | 2008-03-10 15:29 | フランス旅行記'08